【大峰】旭ノ川・片口谷

記  上仲
タイトル 木枯らし1号でさぶ〜
メンバー 吉岡・丸尾・上仲 他2名
日程 2007年11月17日N〜11月18日(日) 天気 曇り後時々雨
場所 【大峰】旭ノ川・片口谷 地形図 辻堂・釈迦ケ岳
歩行時間   遡行図 なし
コース
タイム
 
アプローチ  
装備 日帰り沢登り装備一式 ・ ザイル9m×40m(吉岡)
メモ  

今回は、渓游会での1年ぶりの遡行。
どこか行きたいとこ考えといてと言われ、昨年怪我の為、敗退した茗荷谷を希望。
しかし、泳ぎが多いらしく季節柄却下される。と、いう事で再度希望を出し、いくつかの候補の中からチョイスされたのは、片口谷。 でも、ここも結構濡れそうなんだが・・・
今回のメンバーは、1年ぶりの吉岡さんと丸尾さん、私の地元の沢友のS木さん、それに初めましてのY田さん、私の合計5人。

11月17日(土)

前夜は、旭ノ川の発電所のとある駐車場で一夜を明かす。
この日は、到着が遅かったので軽い宴会。地元の沢友達と一緒の時は「まだ1時やでぇ〜」って感じですが、「そろそろ1時なんで寝ましょうか」とさらりと言う丸尾さんは、いつもスマートで紳士的。 と、言う事で午前1時にお休みなさ〜い。

11月18日(日)

当日は、6時に起床。七時半ぐらいに出発して、林道終点まで車を回す。
遡行の用意をして林道を歩き始める(8:07)
南谷の出合いに8:22到着。
そこから谷へ降りて行き、8:30川床到着。
濡れたくないので、本流を途中巻いたりへつったりしながらどんどん進む。
前に来た時は、夏で快適に進めてたのだが、この日は、木枯らし1号が吹き荒れてたようでメチャメチャ寒い。
しかし、谷中の紅葉はメチャ綺麗ですごく嬉しい。
昨年は、紅葉の季節の遡行出来なかったが、今年はそれが実現出来ました。
そうこうしている内に片口谷の出合い。(10:05)
最初の滝は、斜3m。両岸が立っているその奥にCS6m。これが今日1番見たかった卵型岩の滝。
寒くなかったら、泳いで右岸を人工物で登攀ってとこなんだけど、泳ぐ気持ちは今日は全員なさそうだ。
と、いう事で戻って左から巻く事に。遠回りなんだけど、今日は出来るだけ濡れたくない。
その後は登ったりへつったり巻いたりで進む。途中で腰まで浸かる場面もあってこの時のお水は冷たかった。
この後、谷は、開けてさらに進むが、ここはやはり夏向きの谷のようだ。
そうこうしている内にお昼時。核心部は通過したみたいだしでこのあたりで遡行を打ち切る。
小さな焚き火を起こして暖をとりながらお昼休憩。
雨の予報では、なかったが、休憩中雨も降ってくるしで打ち切りは、やはり正解。
12:40下降開始。泳いで下れたら簡単なんだけど、濡れたくないので微妙なへつり等が結構難しい。
途中で登った滝を降りないとダメなとこが1ヶ所あって、7〜8m位なんだけど、これが私にとってはやたらと怖い。
降りれそうもないし、懸垂しようにも支点がないので私だけS木さんに付き合ってもらって落ち口手前のルンゼから登り返して皆が降りた先まで下って行った。
手がない滝の下りはやはりまだ怖い。修行がまだまだ足りないようだ。(-_-;)
あと、捨て縄を使って懸垂1回。下降で大変だったのはこの2箇所。
そうこうしている内に片口谷出合へ。(13:50)
ここからも、なるべく濡れないように巻き道を使ったり、へつり、渡渉を繰り返して進む。左岸に2本の大滝を見てそのすぐ先で林道の方へ上がり、林道到着が15:10。車に到着が15:25。

はぁ〜、寒かった。こんな寒い日にこんなとこ来るなんて、最近はちょっととりつかれてるかな。


帰りは、夢の湯へ寄って今日1日の疲れを癒す。
今回は、久々の渓游会での遡行。時間が合わない事とベテランさん達と一緒に行ける自信が中々出来ずお気軽に近所の沢友達と行く事が多かったのですが、ベテランさん達には学ぶ事がいっぱい。
この次の週も約束しているので、「では、又、来週よろしくお願いします」って感じで吉岡さん達とは、ここでお別れして十津川村を後にする。