台高】 備後川・平谷左俣

記  上仲
タイトル 3度目の正直
メンバー 吉岡、丸尾、竹歳、上仲、他 2名
日程 2007年11月25日(日) 天気 曇り時々晴れ
場所 台高 備後川・平谷左俣 地形図 高代山
歩行時間   遡行図 なし
コース
タイム
 
アプローチ  
装備  
メモ  

二週続けて吉岡さん達と遡行。
前夜遅く備後川の林道のとある場所で待ち合わせ。
連休なので24日も別の沢に入っている吉岡さん達は、早くから寝ているだろうと思って「なるべく起こさない様に行かなくてはね。」なんてS木さんと車中で言っていたのだが、何と着いたのが12時近かったのに焚き火をおこして待っていて下さった。
紳士でスマートな丸尾さん曰く「一旦就寝しましたが、もうそろそろ着く頃だろうと思って起きて待ってました。」と有難いお言葉。
焚き火は、やっぱりいいなぁ。火を見てたら飽きないもんね。それに何より暖かい。
吉岡さんやY田さんも起きてきて1時半位まで火の傍で簡単な宴会。
皆が再び寝静まった後も火の傍を離れがたくS木さんと2人で暫く焚き火の傍で過ごす。
朝、5時半過ぎ起床。空はまだ暗い。焚き火のもと朝食をとる。贅沢な朝食だ。
仕度を整えS木さんの車を下山時用に備後川橋近くにデポ。吉岡さんの車で林道をさらに奥に進む。 7:30出発。林道から備後川に降り立つ。(7:45)
備後川の平谷、1度目は雨で中止。2度目に来た時は、上流までバックウォーターで大変だった。
泳いでへつって頑張ったけど、結局出合いまで辿り着けなかったが、3度目の今日は行けそう。 (^o^)
何回か渡渉を繰り返したが、無事出合いまで到着(8:00)
最初の6mは、左巻き。次に出て来る綺麗な斜15m。ここは、右巻き。 下に廊下状になった水流が見える。そのまま巻いて懸垂で川床に戻る。
その後、正面がガレたルンゼで右側には末広の15m(写真@)。紅葉が綺麗。
これも中々綺麗なのでここで少し休憩(9:10〜20)。
その後も2m・深い釜を持った直瀑15m(写真A)と滝がある。
ここは、右から巻く。落ち口はナメで素晴らしい。
石垣跡を右に見て、この後は暫く平凡。
暫くなるい谷を進むと「確かもう少し行くと大岩があったはず。」と吉岡さん。
なるほど7〜8m程の巨岩が右手に現れる。30年以上経っても変わっていない事を確認すると吉岡さんは何か嬉しそう。 ここから間もなく二俣。今日は、左俣へ進む。
暫く進むと両岸が立っていて滝を3つほどかけている。ここは、左巻き。落ち口の上にも続けて5m程の滝。まだまだ小滝は続きどんどん登って行く。
さらに上は黒い岩壁状の滝(写真B)が続くが、傾斜は比較的緩く階段状で快適に高度を稼ぐ。そこを越えると流れはすっかりおだやかになり、植林小屋のある三俣へ到着。
ここでお昼休憩。持って来たラーメンを炊いてゆっくり休憩。(12:30〜13:20)

写真@

写真A

写真B
今日は、1番左側に進路を取りその後仕事道を進むが、途中何度か地形図と進んでいる方向が合わなくなり何度も居場所を確認。
途中で木登りを試みて現在の位置の周りを確認。最初は、吉岡さんに指名されS木さんが木登り。5m程登って確認するが、はっきりした位置確認が出来なかった。次に吉岡さんが木登り。何と20m位上までするすると登って行った。そんなにしっかりしてそうな木ではなかったので、上に登って行くほど木がたわわになって揺れている。見ている方が怖くなって来る。
周りが植林って事もあってはっきりした確認が出来ないまま結局元のテープが着いていた場所まで戻り再度確認しながら進む。歩いている内にモノレールに出くわしたので、そのままモノレールに沿って急な道を下山。モノレール沿いに進むと巡視塔の所に到着(15:25)
ここからは、巡視路を使って下山し、備後橋を渡って車に無事到着(15:50)。
たっぷり遊んだ晩秋の1日。
下山は地形図と睨めっこ。3人も読図が上手な人が揃っているのに何かのトリックにあったみたいに何度か進路をとり直した。不思議な地形だ。
帰りは、上北山村の薬師湯で疲れを癒し、吉岡さん達とはここでお別れをしてS木号で帰途に着く。