【比良】安曇川・猪谷(2011年7月2日)

記 西岡
タイトル
メンバー 西岡、竹歳、八嶋、奥
日程 2011年7月2日 天気 曇りのち晴れ
場所 【比良】安曇川・猪谷 地形図 北小松
歩行時間 遡行図
コース
タイム
9:40猪谷林道駐車地点-9:50入谷-11:00河原休憩-13:30ヒジキ谷分岐(昼食休憩)14:15-14:50コメカイ道合流15:10-15:42稜線林道合流-16:50横谷林道合流-17:25猪谷林道分岐-17:30猪谷林道駐車地点
アプローチ
装備
メモ 資料:沢登りルート100(山と渓谷社)
費用:¥1600/一人高速料金、ガソリン代

渓游会個人山行で参加者は八嶋、奥、竹歳と私の四人。
湖西道路で少し渋滞に巻き込まれた。丸尾さんから合流の可能性もあるとの連絡を受けていてどうなるかと思ったが、駐車地点に着いたとき既に9時なので、丸尾さんから七時半出発した旨のメールを見て多分間に合わないだろうと思った。
猪谷林道を少し入った別荘?の小広場に車を停める。

今日は滝登りを積極的にやろうと思いファイントラックの上下服にした。
共同装備で私は30mロープ、ツェルトやコンロは三人のパワー女子に分担依頼。
曇り空を出発。 しばらく林道を辿り林道の橋が流れたところから入谷。
すぐ倒木などで川が塞がる奥に二段の堰堤。左から越えて谷に入る。まもなくゴルジュに入る。気持ちよく滝を直登していく。水はそれほど冷たくない。明るい河原で小休止。自然林で気持ちよし。
第二ゴルジュ後半で中央部から右に巻き上がるルートで登ろうと思ったがちょとやらしく左から巻く。滝が続くがほとんど直登できる。

直登できる滝がほとんどです。

登りにくい滝が一つ。左から巻きました。
今回巻いたのはこの1回だけだった?!かな
(写真は巻いて降りてくるところです)

ヒジキ谷も近いと思われる第三ゴルジュの滝で滝芯をチャレンジするが水で全く前が見えず恐る恐るバック。登れそうだが上がれない。竹歳さんからココにハーケンが、、というコメント。インターネットで見た覚えのある第三ゴルジュ最後の滝とわかる。

竹歳さんと打ち合わせて残置ハーケンを使って空身で再挑戦することにした。ロープを準備して残置ハーケンで中間支点を取り更にフレンズも使い中段に登る。更に上の残置ハーケン3枚がありそれらを利用して20分ほど掛けてやっとこさ登った。
倒木にロープを固定して後続を中間エイトノットで1人ずつあげる。奥さん、八嶋さん、最後は竹歳さんでそれぞれハーフー言いながら登る。最後にずぶぬれのザックを釣り上げて終了。

第三ゴルジュ最後の滝は残置ハーケンとロープを使ってやっとこさ登る

滝上がヒジキ谷分岐。分岐の大木下でラーメンを作りゆっくり昼食。
その後は滝も少しあったがおとなしい沢となる。源流の様相になったところでコメカイ道の道標。靴を履き替えほっとする。
道は枝払いでわかりにくいが黄色のテープもあり最後は約10分余り植林中の登りで汗だくになり地蔵山左の鞍部の立派な林道に合流。小休止。地図とコンパスで確認すると既に村井に向かう方向の林道に入っていることを確認。林道をグングン下り自然林から植林に変りやがて舗装道路の横谷林道に合流。
そこで丸尾さんからのメールが入った。電話をかけるともう坊村まで帰っているところとのこと。我々はお風呂に向かう旨を伝えた。下山報告メールもおこなった。国道に合流して少し南に戻り猪谷林道口でザックを置いて車を取りに戻る。約5分で駐車地点の車をゲット。てんくう温泉に向かう。ゆっくり入浴してさっぱりしたあと往路をもどり梅田で最終解散した。
猪谷は滝が多く第三ゴルジュ最後の滝ともう一つ巻いた滝以外は楽しく登れる。初級から中級の仲間と楽しく遡行できる谷という印象。蛭報告はわずかで今回は実害なし。最後の滝登るのはやっぱ思い切りが要るかなー
再訪したい谷です。

ヒジキ谷を分けたあとも滝がしばらくありました。