【奥飛騨】高原川・沢上谷

記 西岡
タイトル
メンバー 西岡、奥、八嶋
日程 2011年7月17日 天気 晴れ
場所 【奥飛騨】高原川・沢上谷 地形図 旗鉾
歩行時間 遡行図 有り
コース
タイム
沢上谷入谷地点9:10-9:40岩洞滝10:00-10:40蓑谷大滝11:00
-11:20巻き上がりソマ道11:40-11:45川床に降りる
-11:45昼食とウォータースライダ楽しむ12:45-13:10遡行終了林道橋
-13:20県道?89号線合流-14:50沢上谷入谷地点
アプローチ
装備
メモ 【費用】
¥500(ホテル焼岳温泉入浴)、¥4150高山西-豊中高速料、¥700阪神高速、¥9000÷3人(約950kmガソリン代、14km/L、¥145/L)

【プロローグ】
ホウノ木平スキー場駐車場で5時起床。6時ころから登山者の車が次々にやってくるのでちょと慌しい。各自朝食を取りホットポカリをテルモスに入れ、沢装備をして出発。
平湯温泉から栃尾温泉を経て川沿いに下り橋を渡って少し林道を走ると目的地に到着。
既に数台の車が停まり大人数のグループが準備していた。我々も場所を見つけて駐車しいざ出発。

【溯行】
グループが準備しているところをとおり林道終点から少し茂みを分けて沢に入る。
正面にナメ滝の支谷を見る。(あとで調べるとこれが五郎七郎滝への分岐であった。)
本谷はいきなりナメである。赤っぽいナメは赤木沢を思わせる(写真@)。
約30分で左からの支沢に入る。舗装道路のようなナメに清流が流れている。しばらくすると小ゴーロの中に小滝が混じるようになり、正面に約20mの岩洞滝が現れる。ーの上からまっすぐ落ちている(写真A)。
再び本沢にもどりナメと河原を通過、小さな淵にスラブ滝がかかりそれを越して少しゴーロ帯を歩くと蓑谷大滝に到着。多くの登山者が休憩して写真を撮っている。集合写真を撮ってもらう。
岩の上からスダレのように落ちてくる滝はなかなか見ごたえがある(写真B)。

@赤っぽいナメ

A岩洞滝

小休止の後滝の高巻きにかかる。登り易そうな雑木の斜面を登っていくと先ほどのグループが左上を登るのに出合いその辺りから踏み跡もはっきりとした。
ーの基部伝いに斜めに上がる小道(踏みあと)ができているようだ。踏み跡に合流すると赤テープに導かれ岩基部のソマ道につながっていた。岩の基部沿いに緩やかに上がると滝の落ち口上部に着いた。木々にさえぎられて下は見えない。
先ほどのグループが谷への下りでガチャガチャしているのでしばらく小休止して騒ぎが収まるのを待った後下りにかかる。立派な固定ロープが設置されておりそれを使って下る。かなりの急坂で長い。手がしびれるほど長く下ると滝の落ち口は舗装道路のようなナメ。広いナメが続きすぐウォータースライダーの遊び場に到着。広い川岸で小休止してしばし水遊び。奥さんが持ってきたシートが滑り台遊びに大いに役立つ(写真C)。
若者グループは少し上の左から入る少し傾斜の強いナメ滝を滑り台遊びしていた。ゆっくり食事をしてから90度に曲がるナメ滝を固定ロープを使って登る。少し滑りやすいところもあって固定ロープがないとちょっとつらい。
そこから先は川幅が少しずつ狭くなるが相変わらずナメナメナメでのんびり沢歩きを楽しむ(写真D)。
やがて植林帯になり二股の林道の橋で遡行を終える。橋の向こうもナメが続いている。林道をしばらく登ると入谷地点に導く県道?に合流。明るい道からは途中で蓑谷大滝や岩洞滝も遠望できて気がまぎれる。ジグザグ道をちょっとバイパスしながら駐車地点に到着。

B蓑谷大滝

C滑り台

Dナメ

【溯行後】
福地温泉出口近くに電車を展示している焼岳ホテルというのが日帰り入浴の看板を立てていたので聞くとオッケーとの事。露天風呂や立ち湯、寝湯などもあり立派なお風呂でさっぱりした。
予約していた平湯キャンプ場で泊まり翌朝朝飯前に平湯大滝を見学した。雑炊で食事をとった後帰阪し梅田で解散。約5時間で平湯から大阪に帰りついた。

【総括】
大滝の下りは固定ロープを使ったが懸垂のほうが楽かも。
また、そのあとウォータースライダー上流のナメ滝の登りは固定ロープ無ければ空身でロープをつけて上がるしかないかも。そのほかは至って楽しく沢歩き出来るので水と戯れたいときに訪れたい沢。
初心者でもオッケー。